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東の海神 西の滄海

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東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
小野 不由美
講談社
売り上げランキング: 189,461

十二国記の第三編。

雁(えん)州国の話。この国の王である延王と延麒の話が十二国記では一番明るくて痛快で面白いと思う。延王が「バカ殿」を装うが、その実、情報を収集し最も先を見越し先手を打って策をうつ人物である。

この物語はそんな延王の「まかせておけ」という言葉を信用しきれなかった延麒が、昔救った「更夜」に騙され、元州の卿伯に人質に取られてしまう。

元州の卿伯を「あつゆう」というが、こいつが曲者だ。「民のため」というが、自分は麒麟に王に選ばれなかったら困るし恥をかくから、「民のため」という大義を立てて王はそのままに王の実権を全て担う上帝になろうと企み、更夜を使って延麒を誘拐する。最後にこの「あつゆう」の化けの皮が剥がれていくところは痛快だが、読んでいて見苦しいほどなのも面白い。こいつは自分の失敗を全く認められないものすごく器の小さな奴なのだが、それが徐々に分かってきて家臣も民も徐々に離れていく。それからはもう階段を転げ落ちるように…。

最後の延王の痛快さは超かっこいい。遠山の金さんバリ!?

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Written by arito

2013-11-04 @ 00:01

カテゴリー: 読書

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