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2017 うどん県旅行

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ゆったりと過ごした小豆島から帰ってきた。目的のシーカヤックのいい写真はガイドの連河さんがアップしてくれた時にまた思い出して、来年の糧として書くとして、徒然に書く。既にインスタでちょいちょいリアルタイムな感じでアップしているが、帰ってきてから思い出しながらユックリと書くのも、思い出に浸りながら書くのがいい。

本当は大好きな飛行機で行きたい。高松空港まで飛行機で行って、タクシーで高松港まで行き、そこから小豆島(土庄港)へ船で行く。でも、毎年陸路…。新幹線で姫路まで行って、姫路から姫路港までタクシーで行って、姫路港から小豆島(福田港)へ行く。高松から土庄までは1時間の船旅だけど、姫路から福田は1時間40分くらいかかる。船旅が長いのはそっちの方がゆったりしていていいから、それはそれで正解なのかも。船旅は本当にいい。デッキに出ては潮風を満喫し、客室に戻ってはトラベラーズノートを一人ニコニコしながら書く。先に高松から福田港へ向かっている親友とメッセージのやりとりをしながら、待ち合わせ場所の福田港へお互い向かう。なんだかいい。

そして福田港で手を振る親友と合流。福田港はとても小さい港。それがまた「島に来た」って感じでいい!

福田港で調達できる「穴子弁当」は知る人ぞ知る?絶品なのだ。ご飯は出汁で炊いてあって、穴子はふっかふか。余計なおかずは要らない。こいつを小部海水浴場の全然人のいないビーチで親友とビール(ノンアルコールだけどな)を呑みながらまずはユッタリと海を眺めて過ごす。最高の贅沢をいきなり味わう。パラソルも要らない。松の木が太陽の光をいい具合に遮ってくれる。風が松の木を揺らし、天然の BGM を創りだす。

台風が通り過ぎて数日。風は強いが遊ぶにはちょうどいい。水はもう濁っていない、まずまずの透明度。ひとしきり海で遊んだ。見上げた空は何故かもう秋の空。風は強いからだけでなく、どことなくひんやりしていて、親友も「もう秋風やなぁ…今年は早い…」と呟く。


翌日は宿(鹿島荘)の前の海水浴場で一日ユックリと過ごす。松の木の下に敷物を敷いて寝転がれば、昨日と同じ「秋風?」と思えるほど心地の良い風がふいてくる。寝そべりながらちょいちょいとインスタをアップしていると、ヨガ友のイクさんから「ヨガは?」とコメントが入る。まーったくしていないし、する気もしなかったから、「島時間がヨガ」とか「海で遊んで、寝そべって休んで、そよ風に吹かれて、また海で遊んで…の繰り返しがシークエンス!」とかわけの分からないコメントを返し、気付いたらやっぱり寝てる…みたいな。

この日は早めに上がって親友に夕日のきれいなスポットへ連れて行ってもらった。毎年撮っているスポットではない場所へ。雲が幾分かかっているけど、島の雰囲気とゆったりと沈みゆく太陽、水面が温かな夕日の陽射しを光線のように反射する。写真を撮りに足を踏み入れた防波堤にはハート型の石。これは思わず撮らずにはいられない。夕日の写真はどれがベストか?選べないから幾つかお気に入りをアップする。

さぁ、いよいよ明日はシーカヤックで瀬戸内へ漕ぎ出す。


快晴。だが、今年は気圧が低く、突然の天候の変化があると危ない、ということで島渡りは断念。これも自然しだい、風しだい、というところがいい。海にしてみればカヤックなんて木の葉も同然。人なんて木の葉にも値しないちっぽけな存在。そう思いたい。今年はこまめ食堂に立ち寄ってお弁当を調達して出発だ。

途中、浜に上がっては海で体を冷やしたり、遊んだり、風があまりなく陽射しが強いのでユックリと無理せず漕ぐ。ある浜の木陰で子豆食堂のお弁当をいただく。お弁当箱に収まらず、鯵が弁当箱から顔を出している。腹ごしらえしたらエンジェルロードを目指してまた漕ぎ出す。

エンジェルロードは潮が引くと歩いて渡れるが、満ちると渡れなくなる島と島を結ぶ浅瀬。満潮を狙ってカヤックで漕いで渡る算段。ピッタリ上手く行った。一番浅いところではパドルが地面に触れてしまう。水深 30-50 cm といったところだった。浅瀬のところでは潮の流れを最も強く感じられ、わざとそこへ居座るようにいると面白い。

満潮のエンジェルロードを渡ったら、もういい時間だった。ユックリ漕いでいたらそれなりの時間になってしまった。それでもまだ時間に余裕はある。いつものマフィンと紅茶は夕日を見ながら頂くプランだ。夕日の時間までに漕ぎ出した西側の海岸線まで戻ればいい。が、今年は戻るのが辛かった…。「漕いでも漕いでも進まない感じは、風が少ないから」とガイドの連河さんが教えてくれる。ジリジリと焼ける感じまではいかないが暑い。浜に上がって海に入ると水は冷たく、一気に体が冷えて震えるくらい。そして漕ぎ出すとまた暑くなる…。そんな繰り返しをしながらようやく漕ぎ出した西側の海岸にたどり着く。連河さんが紅茶を入れてくれる。疲れた体に甘くて美味しいマフィンと、体を温める紅茶はいつも最高のごちそうだ。体が中から癒される。

最後の休憩を取ってから漕ぎ出す時、お尻の下のクッションが具合が悪くて直そうと思ったら突然カヤックが転覆してびっくりした。初めて転覆した。このカヤックが転覆するとは思わなかった。連河さんが「油断するとね!」と助けてくれて、カヤックから水を掻き出しながら苦笑いを返す。もちろん油断もあった。それと疲れで持ちこたえる体力と反射神経、体も全く反応しなかった。あえなく転覆。意気消沈しながら、最後の力を振り絞って漕ぐ。キツイけどこの体験は、このキツさはシーカヤックでしか味わえない。夕日を見ながら漕ぐ。進まないけど漕ぐ。キツさを、水の抵抗を味わいながら漕ぐ。やっぱり今年のシーカヤックも最高だった。その時しか味わえない感覚を楽しめた。今年もありがとう、連河さん。準備やお弁当を用意してくれたショウさん、こまめ食堂のみなさん、ありがとう、ありがとう、ありがとう。

シーカヤックの基地(ふるさと村近く)に戻り、ホースの水で体を流し、高松行き最終フェリーへ急ぐ。今年は高松の花火大会のクライマックスの時間に高松港に到着するから、海側から最高の花火を楽しめる!と親友が自慢げに話す。たまたまの日程だったのだが、棚ぼたのおまけ付き!だが!これが大学時代からの親友とのありようを表す出来事が!花火は9:00 までなので、最後の 10 分がフィナーレのクライマックス。だから 8:50 くらいにフェリーのデッキに上がったが、予定より 10 分も早くフィナーレを迎えたらしく、空には雲のような花火の煙が…。出向した時、遠ーくの方で瞬く打ち上げ花火を見ておいてよかった…。だいたい大学時代の悪友とではオチはこんなもんだな(笑)トホホ…。


最終日は途中、親友の実家に立ち寄って日頃のお礼を伝えに。親友も仕事を休んでくれてみんなでご挨拶。本場の讃岐うどん、美味しいおにぎり、自家製のキュウリの佃煮(新作!)、焼豚やら、庭で採れたブルーベリー、なし、ぶどうとお礼のつもりが逆にすっかりともてなされてしまって…。いつもありがとうございます。久しぶりに食べた本場の讃岐うどん、メッチャ美味しかったぁ!おにぎりも最高に美味しい。やっぱり外で出されるものより、地元の家庭料理をいただけることが何よりも美味しく、ありがたく、幸せ。あっという間に電車の時間が迫って慌ただしく出てきてしまった。ありがとうございます!来年も来るからねぇ!って。本当にありがとうぞんじまする!


帰りの新幹線はずーっと爆睡。途中、ウトウトしながら「まだ名古屋か…」とか思った記憶があるが、気付いたらいつもの車内放送「予定通り小田原を通過…」「あぁ、もう帰ってくてしまったか…。また、来年、この日のために一生懸命働くか…」と思うのであった。

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うどん県旅行 2016 番外編

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瀬戸を渡りこれまでにない体験ができたシーカヤックのルート。

小豊島ルート

こうして見てみると、帰り道、瀬戸を渡ってから小豆島に到着するまでにやけに距離を感じた理由が分かる。実際に距離があったのだ。行くときは元気だから全く感じなかっただけなのだ…。

それと、これがなくてはいけない!親友が持ってきてくれた「香川づくり」。

このビールは、ちょっと大げさな表現をすれば苦味をほとんど感じない。甘みと麦芽の味がシッカリとマッチしていてとっても私好みの飲みやすいビールだ。全然「ドライ」な感じではない。シッカリとしていて優しいビールの味だ。(写真は帰ってきてから撮っている)

香川づくり、うまい!

最後に、シーカヤックに今年は iPhone を持っていくことができたのは、この防水ケースのおかげ。海水にボチャンと浸けても OK な仕様だが、海中で写真を撮ることが目的ではなく、シーカヤックや海水浴の時に気軽に海水で濡れた手で写真が撮れればいいなぁ、と購入した。普段、これをずっと装着しておくのはちょっと…だが、アウトドアに出かける時にこれを装着しておけば安心だ。画面操作や指紋認証も問題なく(全くストレスなく)動作する。(手が濡れているとダメだけど、それはこのケースがなくても同じ)ちょっと高いけど、\3,000 〜 \5,000 くらいのケースは、レビュー記事の日本語が怪しいのばっかりなので止めておいた。

Written by arito

2016-08-19 at 19:44

うどん県旅行 2016 二日目

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「一年間これを楽しみに生きてきた」と言っても過言ではない。一日シーカヤックを満喫する日。宿から DREAMISLAND の基地まで行く道中、面白いバスを発見した。行き先表示で謝っているバスだ。

IMG_5149

普通、「回送」とだけの表示だが、

すみません回送中です

このバスは謝っている!なんだかのっけから面白いことになりそうな雰囲気が漂う。

基地についていつもガイドしてくれる連河さん、準備を手伝ってくれる翔さんにご挨拶をして、早速「今日のツアーのペアをどうするのか?」を聞いてみると、なんと意外な回答が帰ってきた。「今年はシングル3台でどう?中学生はシングルがいいよ!」我が家の長女は「え?無理!」とか言っていたが、結局連河さんの提案通り、中学生二人と私の三人はシングルで出ることに!なんでビックリマークか?というと、私は初めてシングルのシーカヤックに乗れるのだ!超嬉しい!親友の次男も初めてのシングルだ。我が家の長女はシングルに乗ったことがあるのだ。去年の 1 Day Tour はみんなツインだったけど、今年はツイン2台とシングル3台だ。それと、今年はツインのカヤックがこの前納品されたばかりの新艇でものすごく軽くて早いらしい。

さぁ、いよいよ出発!ただ、この時点で今日のツアーでどこから出発してどういった内容なのか?を聞いていない。。。

出発地まで向かう途中の車中で、今年の様子を連河さんが色々と話してくれた。6月は記録的な雨量、一転して7月は全然雨が降らず、7月からクラゲが出始めている、海水の温度が今ひとつ上がらず、風は湿気がなくもう秋風の雰囲気、などなど。昨日の小部海水浴場ではクラゲなんて全然いなかったけど、もうかなり出ているらしい。実際、基地の桟橋から大きなアンドンクラゲが二匹も泳いでいるのが見えた。初日の小部海水浴場はラッキーだったのか?

そうこうして話している内に、宿泊していた鹿島荘の前を通り過ぎ、おもむろに車を止めた。出発地に着いた。ストリートビューで見るとこんなところ。Google Maps だとこの辺。積んできた船、食料、水を下ろし、カヤックに重量のバランスを考えながら連河さんが荷物をカヤックに積んでいく。そして準備が出来たら今日の旅程の説明が始まる。みんな真剣に聞く。今年は「瀬戸」を渡るらしい。高松 ←→ 土庄のフェリーの航路を横切り、小豊島(おでしま)を目指す。

説明で使った地図をそれぞれの船に配り、セットしていよいよ出発。

いつも連河さんが写真を撮ってくれるのだが、今回は iPhone を持っていけるように防水ケースを買って iPhone を持って行きツアー中に自分で写真を撮れるようにした。

初めてのシングルは思っていたより不安定だった。ツインのカヤックは転覆させようと思っても全然できない程の安定感があるが、シングルのはそれほどの安定感は感じない。連河さんも言っていたが「シングルは椅子に寄りかかったら転覆しやすくなるから気をつけて」と。

少し慣れてきたらもういきなり瀬戸を渡ることに!小豆島から小豊島へ渡るのだ。「瀬戸」とは「狭門(せと)」であり「狭い海峡」のこと。潮流が非常に早く、そして複雑に波が立っている。

「瀬戸」に入ると、これまでこのツアーでは体験したことのない波の高さ、そして一定しない方向から波が来る。真剣にバランスをとらないとかなり怖い。いきなり体験したことにない緊張と恐怖に襲われる。無言で緊張感の中をひたすら漕いだ。そしてフッと波がおさまる。「渡りきったよー!」連河さんが言った。海が突然おだやかになり、いつものツアーのようにスイスイ漕げるようになったと同時にほーっと一息。極度の緊張が解けていくのを肌で感じる。「これが瀬戸か…」一番潮流の少ない時間を見計らって渡ったのだが、それでもこの波、風、緊張感!こんな穏やかな「瀬戸」なのに畏怖、畏敬をひしひしと感じる。いや「恐怖」だったかもしれない。

この写真は瀬戸を渡りきった後に、悠々と瀬戸を何事もないかのように航行するフェリーを振り返りながら撮ったショット。連河さんもブログに書いてくれたように、フェリーに乗っていては決して感じることのできない感覚を体験した。

リラックスしながらユッタリとカヤックを漕いで小豊島へ上陸!海からでなければ行けない、まさにプライベートビーチへの到着だ。みんなホッと一息するも、ヒンヤリと気持ちのいい海に浸かって海水浴を楽しむ。「余計に疲れるだろう」と思いつつも、遊ばずにはいられない。

最初は恐る恐る使っていた防水ケースに入れた iPhone も慣れてきて、遊びながら胸まで海に入ってパシャリ。水面ギリギリで沖をゆくフェリーをパシャリ。いい感じだ。というか、この写真が取り出せたら壊れてもいいとさえ思っていた。

そして再び漕ぎだす。地図は持っているけど、もはや心の地図はフリー!小豊島の周りをユッタリとリラックスして漕ぐ。カヤックの舵は上げてしまってカヤックの方向を自由に変えながら、穏やかな瀬戸内海でカヤッキングを楽しむ、満喫する。気持ちいい!空も海も空気も景色も何もかも素晴らしい!気持ちいい!

漕ぎだす時から「お腹すいた!」と言い出した子どもたちのために、早めに小豊島と豊島の間の木陰のある小さな浜(当然プライベートビーチ)に再び上陸。途中、親友のカヤックと長女のカヤックがキャーキャー大騒ぎして何やら見つけたらしい。上陸して聞いてみたら、ものすごく大きくて足がオール程もあるクラゲがいたらしい。通称「幽霊クラゲ」というらしい。オールでつついて足が絡みついて取れなくなって騒いでいたらしい…。危険だ…。

それにしても、どの浜に上陸しても透明度は抜群。どこにカメラを向けても青い空と海。どこを撮っても絵になる。

上陸したら積んできた荷物を出してお昼ごはんの用意。今日のメニューはキャンプの王道、カレーだ。

お米はこまめ食堂で作っている、昔ながらの稲作に拘って作ったお米。それを連河さんが「これが絶対!」という文化鍋を使った直火で炊く。米の一粒一粒が美味しさを醸し出している。本当にご飯が美味しい!今まで、小田原のばあちゃんの家でガス釜で炊いて食べたご飯が一番おいし、もうアレ以上のご飯は食べられないと思っていたが食べられた!小豆島で食べられた!多分、今まで食べてきたご飯の中で一番美味しいご飯を!こまめ食堂でおにぎり定食を食べたこともあるけど、カヤックで瀬戸を渡り、自然の中で食べるカレーライス。もしかしたら死ぬ前にもう一度食べたいと思い出すのはこのカレーかもしれない。景色も空気も全部ごちそうの一部なのだ。

連河さんが昼食の準備をしている間に、「島の畑で採れたトマトとキュウリあるから海水に付けて食べたら美味しいよ!」カレーライスを待ちきれない子どもたちがかぶりつく。「おいしー!」ただのキュウリとトマトだが、美味い!肉厚で適度な歯ごたえのトマト、みずみずしくて甘いキュウリ。ここでよくある女子の「美味しいショット」を思い出し、こんなショットをパシャリ!

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す、ステキだ…。これ以上のショットはない…。青い空、青く透明な海、そして島のみずみずしいキュウリ。もしかしたらこの旅一番のショットかもしれない!

昼食の後、連河さんが島のことを色々と話してくれた。海のことは色々と心配なことはあるけど、希望はあるらしい。明るい希望があるらしい。何度でも島を訪れるから、なんとかその明るい希望を未来を叶えて欲しい。何度訪れても素晴らしい島を見せて欲しい。

お腹いっぱいでカヤックに座るのが苦しいくらいだが、十分にゆっくりしたから再び漕ぎだす。豊島に渡ろうか?このままゆっくり小豊島を回って帰ろうか?連河さんが考えていたが、時間的に豊島へ行って遊んだら夜になってしまうので、小豊島を回って帰ることにした。瀬戸を渡ってきたのだから、再び瀬戸を渡って小豆島へ帰らなければならないのだから、体力的なことを考えても正解だろう。そしてこの後、「体力的なこと」を思い知ることになる。

漕ぎだしてすぐ、珍しい看板を発見。

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「電線海面上高さ 39m」これを見て「やばい!」と思う船が通るのだろうか?仮に通ったとして、気づいたとして「やばい!くぐれない!」と思ったら引き返せるのだろうか?

16:00 くらいになっていただろうか。小豆島へ帰る前にもう一度小豊島へ上陸して休憩。いつもの美味しいマフィンと体があたたまるアップルティーを入れてくれる連河さん。親友のカヤックと長女のカヤックは遊びながら来るのでいつも遅れる。連河さんが迎えに行こうと思った矢先にようやく見えてきた。夕方になって風が強くなっているので、おやつを利用して風が少しおさまるのを待つ。最後の瀬戸を渡る体力を回復させるのにマフィンの糖分と温かいアップルティーはありがたい。上陸した浜も海の透明度は抜群だ。そして青い。

17:00 くらいまで待っただろうか?しかし風は止まず、やむなく小豆島へ漕ぎ出さねばならなくなった。みんな一日漕いで遊んで疲れが溜まっている中、やや風が吹く瀬戸を渡って帰らなければならない。連河さんも「みんな集合!」と真剣な面持ちでみんなに帰りのルート、心構え、離れずに進むことを皆に伝える。連河さんの真剣な表情、言葉で気が引き締まる。そしてまた、あの「瀬戸を渡る恐怖」を思い出す。大丈夫だろうか?ここから帰り着くまでは遊びなし!真剣に漕がないと自然の中ではこんなカヤックなど木の葉も同然。連河さんにみんな付いて行く。かなり怖かったが、親友は次男を乗せているから、私が殿(しんがり)をするしかない。かなり怖い。怖いから距離をあまり空けずに付いて行く。近づきすぎて速度を調節したり避けたりする余裕はもう全く無いので、慎重に距離を保つが、漕いでないと船が安定しない。漕ぐのを止めるとまるで木の葉のようにカヤックが揺れるし、風と潮に流されてすぐに方向が進行方向から逸れていく。

それなの瀬戸を渡る時に高速艇をやる過ごすために2回も途中止まっていなければならなかった。正に木の葉のような状態だった。そして瀬戸を渡りきった頃にはもうヘトヘトだった。穏やかな海を悠々と漕いで帰るのではなく、一漕ぎ一漕ぎ出発地点へ向けて心の中で「いち、にっ、いち、にっ」とつぶやきながら漕いでいく。長女は歌を歌いながらノリノリで漕いで行く。「なんでこの期に及んでそんなノリノリで漕げるんだ…これが運動部に所属している中学生の体力か!」と密かに思い知った。

再び小豆島へ戻った時は既に 18:00 を回っていた。図らずもサンセットカヤックになっていた。

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豊島へ沈みゆく太陽。

しばらく夕日を眺めながら余韻に浸っていたかったが、今日は船で高松へ渡る予定なので、カヤックは浜に置いたまま、連河さんと翔さんが基地まで急いで送ってくれた。基地では水道のホースからのシャワーでみんな潮を簡単に洗い流して急いで着替え、いつもなら片付けも楽しみでやれるのに、お礼もソコソコに 19:30 の土庄発のフェリーに間に合うようにダッシュ!

いつものように連河さんの握手は力強かった。

ギリギリで土庄港にたどり着いて、そのまま車を乗せてフェリーの中でお金を払おうと思ったら、「まだ5分あるから切符買ってきてぇ」と係の人に言われた。なんだかこんなやり取りも「島時間」を感じる。どっしりというか、ゆったりというか。

夜の海を行くのは初めてで、予定より二時間も遅い時間になってしまったけど、実は逆に楽しみが増えたのだ。

もうとっぷりと太陽は沈み、西の空に夕焼けの名残が残るのみ。どんどん暗くなる空を海をフェリーの外に出て、1 Day カヤックの余韻に浸りながらずっと眺めていた。

向かう先には高松の明かり。空にはやや太り気味の月とその下に土星、火星、アンタレスがキレイな三角形を成していた。夏の大三角形よりもキレイな三角形と明るい星たち。さそり座のド真中を月が横切っている瞬間を想像しながら空を眺めていると、あっという間に高松の光が近づいてくる。

わざとピントをずらしてボヤかしてみるとなかなか幻想的でもある、海から見た高松雨の夜景。

IMG_5297

レトロなフイルムカメラ風にするのもいい。

子どもたちはシーカヤックの思いでが大人になってからこんな風な昔の映像として思い出してくれるだろうか?大人になってから小豆島へ来たいと思うだろうか?自分たちに子供が出来たら、連れて来たいと思うだろうか?

そんな思いを馳せていた時に気づいた。連河さんの後を継いでくれる人は出てくるのだろうか?翔さん?

明日は親友のお父さん、お母さんに一年分の感謝を伝えに行く。

Written by arito

2016-08-16 at 00:39

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「脱デジタル」合宿!?

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引用元: 星のや竹富島 HOSHINOYA Okinawa | 沖縄 リゾート【公式】

「合宿」ではないけれど「脱デジタル」っていうのは、ほとんどの現代人にとっては「苦行」とまではいかなくても少なからず「苦痛」を伴う「合宿」なのではないだろうか?

私も夏休みの旅行は仕事のメールは見ないようにしているが、「脱デジタル」はできていない。iPhone がカメラだから仕方がないのだが、カメラにしか使わなかったか?というとそうではない。

このプランは、到着後、PC や携帯電話などデジタルデバイスを宿泊客から預かり、「脱デジタル」な状態で旅行プランを楽しむ、というものらしい。ページにはこんなことが書かれている。

スマートフォンやPCと一日中向き合い、IT中毒とも言える現代人。 知らず知らず、心・脳・身体全体に疲労とストレスを蓄積しているといわれます。 豊かな自然の中での活動に没頭することで疲労やストレスからの諸症状の緩和へと導き、心身ともにリフレッシュを目指します。

その名も「脱デジタル滞在」なのだ。「星のや」のコンセプト?にもあるように正に「現代を休み日」なのだ。

単に「脱デジタル」だけなら、ブログに書くほどのことでもないのだが、プランにあるあるキーワードに惹かれたのだ。「体旅」には、シーカヤックで島を一周するプランが含まれているのだ。これにはグッと惹かれた。

二泊三日で 80,000円/名とそれなりのお値段なのだが、

  • シーカヤック
  • 縄編み体験
  • 星のやスパトリートメント(憩1回)

が含まれたお値段なので、良いと思う。

沖縄に行ったことないので、始めての沖縄でシーカヤックも出来たら最高だなぁと。

Written by arito

2015-08-30 at 21:51

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スナメリ!?

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小豆島に集まれ!たくさんの笑顔たち:希望 – livedoor Blog(ブログ).

今年も今からシーカヤックを楽しみに、それを目標に仕事していると言っても過言ではない現在の気持ち。そして常に冒頭のブログをフォローしている。

スナメリ」ってなんだろう…と調べてみたら、小型のイルカでジュゴンみたいな感じの個体なのね。中国では絶滅危惧種とされているようだが、その他の地域では数自体があまり確認できていないらしい。日本では瀬戸内海、銚子沖で生息が確認されているらしい。

その「瀬戸内海」は「小豆島」で「スナメリ」をシーカヤック乗っている時に見た!との冒頭の記事。

ますますテンション上がってくるぞ!

Written by arito

2015-06-21 at 23:54

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羨ましい…

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Written by arito

2014-09-09 at 00:08

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うどん県 2014 その8

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8/13、一年間待ちに待ったシーカヤック!シーカヤック!シーカヤック!相変わらずの曇天だが、それはそれ、逆にザーザー雨でも降らないかと期待しつつ漕ぎ出す!

今年は昨年の倍くらい距離を伸ばした。ちょうど満潮の時間でもあったので、途中浜について海水浴を楽しんだ所で、防波堤から飛び込みを楽しんだ。次女はやらなかったが、親友の次男は「え!やるの?」と思っている間にもトテテテ…ザブン!勝手に飛び込んでいった…。一度やってしまえばもう超楽しい遊び!みんなで代わる代わる何度も飛び込みを楽しんだ。

海水は相変わらずとても冷たく、泳いでいるとすぐに体が冷えてきてしまうので、ガイドの連河さんが焚き火をアッという間に起こしてくれて、そこで暖をとってはまた海で遊びを繰り返しタップリと時間をかけて遊んだ。連河さんがその時焚き火の上手なやり方も教えてくれた。それと、お楽しみのアップルティーとマフィンをみんなで頬張り、冷えたからだと空いた小腹を落ち着かせた。何個かマフィンが残ったが、親友の長女とウチの長女がパッと「じゃもらう!」といった瞬間に手が出てアッという間に口の中に消えていった…。なんだかこの二人、少年のような振る舞いがよく似ている…。

曇天だが風もなく、海も全然波はなく、海というよりも湖に漕ぎだした感じすらしたが、そこはやはり海!海を渡ってくる風は優しい潮の香り、パドルを漕いで切る水はどこか優しく柔らかな海水だ。なんども深呼吸をして瀬戸内の穏やかな海と自然を深呼吸した。

帰りに昨年も立ち寄った神社のある小さな島へ立ち寄り、そこでもしばらく海遊びを楽しませてもらった。

この日はずっと曇天で海水が冷たいのも相まって、泳ぐと寒いくらいだが、子供たちは寒い寒いといいつつも海から上がってこない。連河さん曰く、「こんなに海水が冷たいのも体験したことがない。台風が通りすぎて更に冷たくなった。でもそのかわりクラゲが全然いなくて安心だね」と。確かに、8月の初旬から台風が日本に直撃するってことは、それだけ太平洋高気圧の勢力が弱いってことなんだろう。「もはや天気図は秋…」とも言っていた。

今年は昨年の倍くらい距離を伸ばした上、時間も何故かたっぷり伸ばしてもらって帰ってきた時にはみんなクタクタの腹ペコになっていた。シーカヤックが終わった後、どこか海水浴を楽しむ予定だったが、「腹減った、何か食べさせろ!寒いし!」と陸に上がった子供たちが「食欲最優先」的でうるさいので、海水浴は諦めてこまめ食堂へ遅い昼食を取りに行くことにした。もう 14:30 くらいだってのに。

皆が隣の施設にシャワーと着替えをしている時に、私は水で十分だったので、皆が使ったライフジャケットやシューズを水洗いして片付けながら、今年のシーカヤックを染み染みと思い返しつつ、来年も来るぞー!との思いを確かなものへと固めていった。連河さんが「ファミリー向けのワンデイツアーを考えているんだよね…」と言っていた。来年もしそのツアーが実現されていれば、是非ともワンデイツアーをやってみたい。もっとシーカヤックを瀬戸内の海、自然を楽しみたい!よし、まだ無いけど来年は「ファミリーワンデイツアーをやるぞー!」という妄想を抱いて DREAMISLAND のブログをフォローしながらまた一年間悶々と小豆島、シーカヤックへの思いを温めることにしようっと。

散々シーカヤックのことを書きながら、一枚も写真がない。はい、そうです。写真はガイドの連河さんにお任せして、自分は遊びに集中していたので、今は一枚もないのだ。写真が出来上がったら改めてこの時のことをブログで書くことにする。

Written by arito

2014-08-17 at 01:06

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