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王国の鍵7 復活の日曜日

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王国の鍵シリーズ最終巻。

王国の鍵7 復活の日曜日
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待ちに待っていた最終巻。

あっさり読んでしまった。遺書(ウィル)、7人の管財人、古き者、創造主の秘密が XXIV ですべて明らかになる。

  • 遺書(ウィル)とは何か?
  • なぜ管財人たちは遺書(ウィル)の意志を守らなかったのか?
  • なぜハウスを破壊しなければならなかったのか?

最後にアーサーは新しい創造主になる。この辺はアーサー王伝説を意識した部分なのかもしれない。

訳者があとがきで、「大人社会への痛烈な皮肉が込められている」と書いているが、正にその通りだと共感した。

人のものまねしかできない事なかれ主義のハウス住人たちは、規則に縛られ、膨大な書類の山に埋もれ、ひたすら机に向かっているだけで、自分ではなにも決められません。

確かに!だが、これは私自身、非常に耳が痛い。私自身、規則に縛られ、膨大な書類の山に埋もれ、ひたすら机に向かっている。気づかれなくてもいいから、何かを作り(生産する)、それを誰かが便利に使ってくれる。そんな仕事人でありたい。

「汗をかき、何かを作っている人にこそ、価値を見出すべきだ。」と、なにも作らずにお金を転がしているだけで仮想的な財産を膨らます現代の行き過ぎた金融システム、資本主義に痛烈に批判を込めて言いたい。

Written by arito

2011-12-31 at 16:57

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雨やまぬ土曜日

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王国の鍵第六巻。

王国の鍵6 雨やまぬ土曜日
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卓越したサタデーとの戦いだ。

アーサーにも変化がある。ハッキリ言うと「傲慢」になってしまう。鍵の力のせいだとは思うが、「はっ」と気づいて謝るのだが、自身で「自分はなんでもない人間のアーサーなんだ」と言い聞かせないと、恐ろしく傲慢になってしまうことがある。

サタデーは、どうやらサンデーの姉で、創造主と古き者の最初の子供らしい。そしてサンデーをひどく妬んでいて、「本来なら自分がサンデーの地位にいるはず」と思って、至高の園へ何とか行こうとする。

しかし至高の園は、ドラシルの樹に支えられ、ドラシルの樹はどんどん成長するので、ハウス上層階をどんどん高くしても、どうしても至高の園にはたどり着けない。

サタデーは、ドラシルの樹の成長を止め、至高の園へたどり着くために、ハウスを破壊しているのだ。

これまでのハウスの異常な出来事は、サタデーが黒幕みたいだ。(今のところ)

でも、最後は引っ張る…。引っ張りすぎだ。すぐサンデーを出版してくれー。

追伸:
英語の勉強はどうしたって?やっているよ。寝る前に歯磨きしている時だけ読んだんだい!

Written by arito

2011-06-13 at 00:47

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記憶を盗む金曜日

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王国の鍵第五巻。


王国の鍵5 記憶を盗む金曜日
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現在邦訳されている最後の巻。

フライデーは女性。卓越したサタデーも女性のようだ。

アーサーはどんどんハウスの人間になっていってしまっている。今回、自分の住む第二世界へは帰っていない。母親も行方不明の状態だ。そしてリーフが金曜日に連れて行かれてしまう。

金曜日は人間の記憶を食べるのだ。食べられた人間は死にはしないが、死んだも同然の状態になる。幸せな記憶、うれしい記憶、悲しい記憶、寂しい記憶、あらゆる記憶を食べられて失ってしまうのだから。

金曜日は「遺書」も「鍵」も放棄し、卓越したサタデー、笛使い、アーサー誰でも最初にそれらを手にした者が、その後の所有者である、と言う。でも、これは当然嘘で、「鍵」は自身が持っている。

アーサーは金曜日の罠(ハリー・ポッターのポートキーみたいなので)にかかって第二世界のどこかへ連れて行かれてしまう。そこへ笛使いの差し金か?スージーとフレッドがアガムという監視役を伴ってやってくる。アガムは笛使いによって作り出されたニューニスで、単にスージーとフレッドを保護するように指令を受けている。4人一緒に金曜日の「遺書」と「鍵」を探しにいく。

最終的にはアーサーは金曜日をうち負かし、「遺書」と「鍵」を手にするが、この物語の最後、アガムが立ち上がったネズミから手に入れた紙の切れ端に書いてある言葉で結ばれている。

最後に、私は介入する意志はない。ハウス内のことは思うように処理してよい。結局、たいしたちがいにはならないのだから。    S.

サンデーの言葉か?

Written by arito

2011-03-19 at 13:28

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戦場の木曜日

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王国の鍵シリーズ第四巻。

王国の鍵 4 戦場の木曜日
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ウェンズデーから第三の鍵と「遺書」を獲得してから、家に帰ろうとしたアーサーは、ある事情で帰ることができなかった。誰の差し金かは分からない(おそらく「卓越した土曜日」の仕業)が、「魂ぐらい」という特殊なニスリングが既に自分の帰るべきところに帰って、自分のふりをしてアーサーのいる第二世界に送り込まれていたからだ。

この魂ぐらいは、他人に触れることで自分の菌を伝染し、その人の記憶を読み取り、脳を支配してしまう恐ろしいニスリングだ。このニスリングは、アーサーの持ち物を使って作られている。マンデーとの戦いの際、学校の図書館で、サタデーの指令でアーサーを襲いにきたやつが、アーサーのシャツから剥ぎ取ったポケットを持ち帰り、それを使ってこの魂ぐらいを作った。

このポケットを奪還して無に返せば、魂ぐらいは消滅する。でもアーサーは第二世界へ帰れない。

そこで、リーフが第二世界へ帰り、魂ぐらいと戦う。魂ぐらいに触れられ、徐々に侵されていく脳と戦いながら、何とかポケットを見つけて奪還し、助けにきたスージーに渡すも、記憶が薄れていく…。

アーサーはハウスの中でサーズデーに徴兵され、そこで耳の間を洗われ、記憶を洗浄されてしまう。耳の間を洗われる前に、徴兵される前にスカマンドロスにもらった指輪を口の中に入れていたので、わずかな記憶の断片は残っていたが…。

徴兵されたアーサーは、ニューニスリングと戦うことになる。

サーズデーの差し金で、無との境界線の門を長期間あけ、ニスリングと戦う軍事演習をするハメになるが、出てきたニスリングは、これまでのニスリングとは違う、統制の取れたニューにスリングだった!

ニューニスリングを作りだし、操っていたのは、創造主と古き者の第三子である「笛使い」だった!笛使いは、数百年前、長男であるサンデーと喧嘩して無に放り込まれたが、さすが創造主の子、奇跡的に生き残り、無の中に自分の居場所を作り出す。そして虎視眈々と復讐の機会を狙っていたのだった!

創造主を裏切り、「遺書」とは異なる諸行を行ってきた7人の管財人の「鍵」と「遺書」をすべて取り返し、「遺書」の目的が果たされるように、アーサーがたまたま創造主の後継者として選ばれ、アーサーが一つ一つ「鍵」と「遺書」を奪還していくことで、物語は進んでいくが、ここへきて創造主の子供がサンデーだったり、笛使いだったり、管財人を操って来たことが徐々に分かってくる。

「遺書」も、一つ一つそれってくるにしたがい、尊大さが徐々に大きくなってくる。

アーサーはただただ家族の元へ帰り、元の平穏な生活に戻りたいだけなのに、鍵の力を使う度に徐々にハウスの住人になってしまい、第二世界へ帰れない体になりつつある。

物語はだんだん管財人が悪いのか?「遺書」が本当に正義なのか?は分からなくなってくる。

Written by arito

2011-03-05 at 16:52

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海に沈んだ水曜日

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王国の鍵第三巻。

王国の鍵3 海に沈んだ水曜日
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今回は水曜日とは戦わない。第二世界にまで広がりつつある海を止めるため、ひいては水曜日を助けるために、第三の「遺書」と「鍵」を奪わなければならなくなる。水曜日は「鍵」を持ってはいるが、「遺書」を持っていない。

なんで持ってないか?他の管財人に騙されて奪われたのだ。創造主の「遺書」にさからって、7人の管財人が「遺書」を管理するようになって、水曜日はあくなき食欲に悩まされるようになる。最初の二千年くらいは、鍵の力でそれを抑えていたが、段々と抑えられなくなって、「遺書」を開放しようと決め、そのことを「卓越した土曜日」に相談した。

そして、堕落した月曜日以外の管財人に呼び出され、「遺書」を奪われ、果てない海に落とされてしまう。これにより水曜日はあくなき食欲を抑えられなくなり、何もかも食べ、巨大な鯨になってしまっていた。

奪われた「遺書」は、フィーバフュー(元は人間だが、ハウス住人になった魔術師)が持っていて、その小世界は、実は水曜日の鯨のお腹の中にあった。

水曜日はアーサーを呼んで助けを求める。招待されたのはアーサーだけだが、たまたま病室にいたリーフも一緒にハウスの中に連れていかれ、アーサーと間違えて捕えられてしまう。アーサーは「遺書」を取り戻すどころか、リーフも救い出さなければならなくなる。結局、それだけではすまず、フィーバフューの小世界に捕えられたハウスの奴隷もみんな救い出すことになる。

最後にアーサーは水曜日を救い、人間の姿に戻したが、既に「無」に侵されていた水曜日は結局「無」に帰らざるを得なかった。水曜日は最後にアーサーに「食欲で気がくるったまま死ななくてよかった、ありがとう」と言って無に帰ってしまう。

この巻で実は日曜日は「創造主と古き者の第一子」ということをアーサーは聞かされる。そして多くが「卓越した土曜日」の差し金であることも分かってくる。諸悪の根源は誰か?目的は何か?

次は木曜日。ますます目が離せない!

追伸:木曜日はのっけから問題発生!第二世界に帰れなくなったアーサー!

Written by arito

2011-02-26 at 18:24

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地の底の火曜日

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王国の鍵第二巻。

今回の敵はマンデーに続く、チューズデー。

意図せずハウス下層の支配者となったアーサーだが、今回もやりたくはないが、地底界の支配者となるべく、チューズデーと戦う。

チューズデーは「無」の泉を破壊し、「無」を掘削&利用しつづけ、今やハウスはそれにより崩壊の危機に瀕していた。チューズデーは「無」を利用し、あらゆるものを作り出しては、他界へ売りつけてもいた。自分のドーン、ヌーク、ダスクですら、「無」を使って溶かして、七人の部下に鋳直してしまった。

マサイアスという備品係、ジェイペスという契約労働者、そして何よりトム船長(古き者の次男らしい)とスージーの助けで、何とかチューズデーに打ち勝つ。(美しいものを「無」から作る、という戦い)

今回も一気に読み進めてしまう面白さだった。巻の終わりでは、既に水曜日になっていて、レディー・ウェンズデーからの招待状がアーサーの元へ届く…

王国の鍵2 地の底の火曜日
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Written by arito

2011-02-19 at 01:03

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アーサーの月曜日

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王国の鍵シリーズ第一巻「アーサーの月曜日」だ。

王国の鍵1 アーサーの月曜日―The Keys to The Kingdom
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マジカルランドとは違う、正統派のファンタージーだが、登場人物のネーミングは何だかおかしい。

喘息で死にそうなアーサー(主人公)が、遺書(ウィル)の意志を継ぐ者として選ばれ、物語は始まっていく。

我々がいるこの世界は「第二世界」と表現されていて、「ハウス」とその「創造主」が宇宙を含めた「第二世界」を「無」から創り出した、という設定。

「アーサー」という主人公の名前、「創造主が無から第二世界を創り出した」とか、少々哲学?あるいは宗教じみている内容か?と思いきや、少なくとも私はそんな風には感じなかった。

この第一巻では、まずマンデーと戦う。次はチューズデーと戦い…とサンデイが最後のようだ。

物語の柱でもある遺書(ウィル)は、創造主の意志であるが、この巻を読む限り、かなり自分勝手だ。自分の目的のためには友を見捨てろ!的な発言もある。でもアーサーはそんなことには耳をかさず、自らの意志で行動してしまって、危ない目に会う。

今後の戦いが気になる、おもしろい作品だ。

本の内容とは関係ないが、amazon でこの本を見てみると、「クリック なか見!検索」とかあって、プロローグが web で見れるようになってる!これいい!

Written by arito

2011-02-02 at 18:40

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