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Google Santa Tracker

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今年は NORAD との連携でサンタ追跡をできなかった Google だが、独自に追跡プロジェクトをやってくれた。

NORAD のサンタ追跡と見比べていたが、Google Earth での 3D 映像は圧巻だ。「やっぱ Google だわ」と思わずにはいられない。

サンタの通るルートも、Google の方が線で結べるルートで、自然なルートな気がする。気のせいかもしれないけれど。23:30 くらいに東京上空を通過し、東北地方へ向かった。

今年も Google のはからいだろう、東日本大震災で被災した東北地方を代表する仙台上空を長い間旋回し、その詳細画層を流してくれた。

そして大きく旋回して韓国へ向かった。これで今年も完全に(NORAD の追跡も Google の追跡も)サンタさんは日本の子供たちに夢とプレゼントを与えて、次の国、韓国の子供たちのもとへ飛んでいった。

さよなら、サンタさん。ありがとう、サンタさん。また来年を楽しみにしています。

そんな Google Santa Tracker の様子はスライドショーでどうぞ。

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

話は少しそれるが、Google は NORAD に 2007 年から昨年 2011 年まで地図を提供してきた。そんな歴史も踏まえて、そもそもサンタ追跡が始まった 1955 年からのインフォグラフィックを SEJ が公開している。

Norad Santa Tracker : The History of NORAD, Google & Santa [Infographic] | Search Engine Journal.

サンタ追跡プロジェクトは、子供の間違え電話から始まった。「サンタさんは今どこにいるの?」と子供がかけた間違え電話の先は CONAD(コロラドスプリングズ空軍基地)。だが、そこを率いた Colonel Harry Shoup とそのスタッフは、夢のある最高のセンスのユーモアで子供の切なる願いを、大まじめにリアルにサンタ追跡劇を演じて叶えた。それが今のサンタ追跡プロジェクトの始まりだった。

とてもステキな話だ。だから、このサンタ追跡プロジェクトは、ともすると現代技術が子供の夢を台無しにしていると言う人もいるようだが、私はそうは思わない。現代の技術がより夢をふくらませていると思う。そう思いたい。

なにせサンタはいつになっても、現実を知った大人になっても夢を見させてくれる、楽しませてくれるステキな存在だからだ。

サンタさん、また来年!

Written by arito

2012-12-25 @ 00:11

カテゴリー: Google

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