ボブ・マンスフィールドからの手紙

Apple – Environment – A letter from Bob Mansfield.

EPEAT からの脱会を発表してすぐに復帰を発表した Apple。ボブ・マンスフィールド上級副社長（ハードウェア担当）からの手紙として Apple が掲載している。

冒頭に、「Apple 利用者の失望」を原因に「EPEAT の脱会」を「間違った判断だった」と認める行（くだり）からこの手紙は始まっている。

「間違いを認める」これだけハッキリしかも冒頭に書いてしまうあたり潔い。しかも、脱退を発表してすぐ「舌の根も乾かぬうち」の撤回（復帰）で、「恥ずかしい」とも思えるところを堂々と「ごめん、俺間違ってた、君に言われて気づいた」的なノリは、Apple ほどの企業では「潔い」と感じる。

当初 Apple が主張したように、EPEAT には Apple の環境対応とはマッチしない、もしかしたら古臭くて現状にマッチしない管理があるのかもしれない。もしそうなら、復帰した Apple が EPEAT へ Apple の環境に対する先進性をアピールして、より良い規格に変えてていってもらいたい。

ロシアの開発者が課金を迂回する方法を公開

Apple’s in-app purchasing process circumvented by Russian hacker | 9to5Mac | Apple Intelligence.

既に多くニュースになっているが、ロシアの開発者がアプリ内課金コンテンツを無料でダウンロードできる仕組みを公開してしまった。YouTube ではすでにその動画は Apple の申し立てによって削除されている。

“In-Appstore.com Get in-app …” この動画は、Apple, Inc. さんによる著作権侵害申し立てにより削除されました。

詳細は既に分からないが、このハックは脱獄を必要とせず、初心者でもわずか３ステップで完了してしまう、というものらしく、しかも iOS 3.0 から 6.0 まで、全ての iOS デバイスで有効という大きな大きな「穴」のようだ。

この問題は、Apple の損失も大きいが、アプリ開発者への影響のほうが大きいとも言える。課金をすり抜けたユーザが多数、開発者達が開発した素晴らしいアプリをタダで使うばかりか、場合によってはリソースを大量に消費する可能性だってある。（悪いと分かってタダで使うのだから、モラルの高い人とは思えないからね。）

Apple は既に対応を開始しているようだが、アプリ開発者のためにも、一刻も早くこの「大穴」を埋めて欲しい。